流石に酷すぎてお気持ちをまとめた。
例の人、見た目アラサーに見えるけど、御歳31らしい。7個も年上で大横転。
※2000年以降に生まれた人がZ世代に含まれるらしいので、例の人はY世代です。
- 万博でルール守ってコスプレしたもん!暴走スタート
- 炎上原因は複数あるから整理してみた
- 若者が考えつくようなことは99%先人が通った道
- 若さは武器。でも、無知は武器じゃない
- 自分に都合のいいような物事の解釈と捻じ曲げ
- ルール無視Z世代革命家気取りの困ったちゃんへの対処法
- おまけ:困ったちゃん診断チェックシート
万博でルール守ってコスプレしたもん!暴走スタート
鹿乃つの、コスプレ界隈で盛大に燃えました。
大元の原因は大阪万博でコスプレ姿で撮影し、さらにはコスプレOKだったよ!とnoteを公開してコスプレ来場を促すような声掛けをTwitter(現X)でやったから。
炎上原因は複数あるから整理してみた
いろんな点からガソリンを撒いていたから整理したい。
- 万博に関係のない版権キャラコスプレで来場、「万博はコスプレOK!」とTwitterで大々的に拡散した。
- 🦌は万博のルールを守っていると主張したが、万博ルール内の「着替え場所は提供しない」という内容と「会場外からコスプレした姿で移動してはいけない文化」の掛け算で、実質的にガチのコスプレは歓迎されていないと判断される状態であった。
- とある親子が🦌と写真を撮って喜んでいたことを免罪符扱いした。
- 「叩かれるのが私でよかった」「ファーストペンギン」「私は3の親子を楽しませた」と被害者ムーブ&美談に昇華しようとした。
- 批判と誹謗中傷を混同し、「嫉妬」ゆえの行動だと自己正当化した。
- 一定の基準を満たしていない見た目のコスプレイヤー(ブス、汚いなど)を見下す発言をしていた。
- 前回の炎上で35↑(35歳以上の意味)とプロフィールに書いていたと誤認して、とある人に「いい歳なんだから」「可愛くない」などとDMを送りつけていたことが発覚。
- 2でルールを守っていると主張していたが、撮影における禁止事項に「著作権、商標権、パブリシティ権、その他知的財産権を侵害する撮影、または与える恐れがある撮影」・「営利目的での撮影」と記載があり、普通にルール違反だった。(青バッジ、note収益化なども該当)
- 「1次創作と2次創作は対等であるべき」などと主張。
- その他イベント参加の際に、フライヤーに該当キャラクターのコスプレ写真やキャラクター名を載せる、該当キャラクターのコスプレのアクスタ販売(原作のトレースも使用か?)などの2次創作の営利目的での使用が発覚。
- 「自分は(該当キャラクター名)だった」、「ミッキーの着ぐるみの中の人と自分は同じ役割を果たした」などと主張。
- コスプレ界隈の厳しいルールを「因習村」呼ばわりし、「私はコスプレ界のジョブズ、私は革命家」などと発言。
- 著作者が2次創作について「白黒はっきりさせるべき」と発言。
などなど枚挙に遑がない。他にも問題発言等々はたくさんあるが一旦代表的なもので失礼。
ほんじゃ一旦この件自体は置いといて、ここから抽象的に深掘りしていきたい。
若者が考えつくようなことは99%先人が通った道
若者が"新しい革命だ!"と思ってやることは、実はほとんど全部、過去の誰かが一度はやってきたものであるのが世の常。技術革新後でもない限りね。
表現の自由を盾にしたルール無視、既存マナーへの反発、「古い世代はわかってない!」ムーブ。全部、昭和・平成にも繰り返されてきた。
かつてのクリエイターや表現者も、ルールに反発しつつも、「なぜルールがあるのか」を理解したうえで知恵を絞って社会との妥協点を探してきた。
その試行錯誤の積み重ねがルールやマナー、ガイドラインとして残っている。
もし、そのルールを変えようとするのであれば、本当の革命は、社会の理解を得ながら、少しずつルールを書き換えていく地道なプロセスであることを理解しておかなければならない。
先駆者として自分が特別扱いされたいとか、承認欲求を満たしたいだけなら、それは単なる自己中心的な暴走でしかない。
若さは武器。でも、無知は武器じゃない
若い感性・情熱は確かに強み。だけど、「自分たちが初めて思いついた!」という勘違いからスタートすると、歴史から何も学ばないただのバカの無駄死にになる。
先人たちの積み上げた知恵を学び、尊重し、その上でアップデートしていく。それが本当の「若い子たちによる新しい風」になる。
「守・破・離」の「守」もやらずにいきなり「破」や「離」をするから大怪我をしちゃうんだよね。
コツコツ地道に。一発逆転なんて考えない方がいい。
自分に都合のいいような物事の解釈と捻じ曲げ
- 最近は「お控えください(禁止)」を控え目ならやっていいと理解する層が顕になっている。自分はやりたいから。
- Twitter(現X)でも「いいねやRTは賛同」だと思い込む人が多々いる。そう思いたいから。
現実問題、有名な人が背景もろもろに目を通す時間なんて基本あるわけがないから「諸手を挙げての賛同」ではなく「目についたor宣伝に良さそうに見えた」程度でしかないと思った方が無難。
本人の文章付きでない限りは賛同意見として取り扱うのは難しいかな。 - 批判する人は全員アンチ、嫉妬、危害を加えたい人、敵だと思いたいよね。耳が痛いから。
実際に酷い誹謗中傷が届いているんだろうけどあくまでごく一部、基本的に「あなたダメなことしてるよ!!!」「なんでこれをいいと思った?」という声が多い。
でもこれを認めて自分の行動を改めると「自分の負けになる」と思っちゃったのかも。プライドも考えものだね。
ルール無視Z世代革命家気取りの困ったちゃんへの対処法
- 「相手にしない」「過度に燃料を与えない」
ルール破りを「革命」だと思ってるタイプは、注目されること自体がご褒美になってる。
本人にとっては「批判も話題になってる証拠!」だから、いちいち炎上に過剰反応すると「俺(私)ってすごい!」って妄想を強化させちゃう。
なので、初期段階ではあえて無視、または最小限のリアクションだけで済ませるのが有効。
(必要な場面では、粛々と運営側が制裁・注意喚起するのがベター、できるならの話だけど) - 「事実とルールを冷静に突きつけ続ける」
本人がどんなにポエム吐こうが、「ルールはこうです」「あなたはこれに違反しました」「だからダメです」って感情抜きで冷静に突きつけるのが一番効く。
困ったちゃんは、「周りが私を理解しないからだ!」って被害者ポジションを取りたがるけど、冷静に、客観的に「あなたの行動がNGなだけですよ」って突き放されると、言い訳の余地がどんどん減っていく。
感情を入れちゃうと「それってあなたの感想ですよね?」という反撃の余地を与えてしまうことになるから、とにかく事実ベースで機械的に指摘していくしかない。 - 「周囲の認識をしっかりアップデートする」
一番大事なのは、「ああいうやつに共感しちゃう層」を育てないこと。
もちろんこれが1番難しくもある。
「自由って何でも好き勝手やっていいってことじゃない」「ルールを守ることが、新しい文化を育てる前提」っていう当たり前の意識を、地道に周りに広め続けることが、文化で楽しむ人の責任なのかもしれない。
まとめると、
👉 目立たせすぎず
👉 冷静に事実だけ叩きつけて
👉 周りのリテラシーを底上げして、孤立させる
って流れが一番強い対処法だと思う。
おまけ:困ったちゃん診断チェックシート
【✅ チェック項目】
- 自分にだけ特別ルールを許されると思っている
「表現の自由だからOK!」「みんなもやってるし~!」 - 批判されるとすぐに「古い価値観」だと逆ギレする
「これは時代遅れ!」「老害が叩いてるだけ!」 - ルールやマナー、決まりをバカにする
(でもそのルールの恩恵だけはちゃっかり受けてる) - 大元(今回なら原作)へのリスペクトがない
「私の好きにやってるんだからいいでしょ?」(原作利用して金儲け・私物化しても平気) - 注目されることが正義だと思っている
「バズったから正しい!」「フォロワー多いから勝ち!」 - 都合のいい"権威"を引っ張り出してくる
(今回の例:たまたまリツイートした公人を味方扱い)(関係ない人の賛同をさもその道の権威かのように扱う) - そもそも「なぜルールがあるか」を理解する気がない
(安全や権利保護のためだという意識ゼロ) - 謝罪や反省ができない
「私に悪いところはない!みんなのためなのに分かってくれない!」(形だけの言い訳ポスト量産) - 「叩かれてる私かわいそう!」ムーブを始める
(被害者ポジションに逃げて信者を煽動) - 最終的に「これからも自分らしく頑張ります!」と何も学ばない
(そしてまた同じ失敗を繰り返す)
【🎯 診断結果】
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✅3個以上当てはまったら → プチ困ったちゃん
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✅5個以上当てはまったら → ガチ困ったちゃん
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✅7個以上当てはまったら → もはや関わったら負け案件