最近巷でよく耳にする「プライベートゾーン」
これってどこを指していて何を目的に祭り上げられているのか。解説します。
これを読んでいる人の中にはまだまだ子供を持つことを考えるフェーズにない人もいると思うけれど、知識として大事なのでぜひ読んで欲しい。
プライベートゾーンってどこ？
プライベートゾーンとは「服で最低限隠れる場所」と「口などの粘膜部分」を指す。
有り体に言えば、口腔内、脇、胸、お腹、股、お尻あたりが「見られたり、触られたり、見せられたり、触らされたりしてはいけない場所」ということになる。
プライベートゾーンを知って何になる？
幼い頃からプライベートゾーンを知っていれば、異常事態の早期発見や重大な性犯罪に巻き込まれることの防止につながる。
知らなければただ触られただけだと思い、大人になってから性加害に遭っていたと気づくことになる。
分からないが故に逆に性加害をする側に回ることになる可能性もある。
性加害をしない、されないためにもっとも初めに学ぶべき性教育がプライベートゾーンである。
どう子供に伝えるのか
普段から接する上でなるべく触らない、触らせない、できるだけ自分で管理をさせるということが理想的な性教育である。
可愛いし、子供だし、とお尻を触ったり、ちゅーしたりとしている親は多いかと思う。
しかし、その大事な子供を守るためには欲望をグッと堪えて、まず自分が手本を見せる姿勢を持つ必要がある。
子供が家族以外にやったらアウトであろう行動をした場合は「大事な場所だから勝手に触らないように」と言い聞かせることも大事である。
小さい頃からの刷り込みが物を言うのだ。
そして、保育園や幼稚園に出る頃には他人にプライベートゾーンを侵されそうになったときは拒否し、親や周りの大人に報告することができる子であることが理想的な教育の成果になる。
凶悪な対児童性犯罪が連日報道されている中、生き延びるには今後必須になってくるのがプライベートゾーンなのだ。
p.s.これから性教育についてもっとまとめていきます。
