「性についてカジュアルに知識を共有する」ことを目標に記事を作成しました。
性についてよく知らないとかなり痛い目に遭う世の中なので、しっかりと知識を入れよう。
処女膜における代表的な勘違い
・膜が張っているから、性行為をするまでは生理はこない、または出血しない
・初めての性行為のときは必ず処女膜が破れ、出血する
このような勘違いはよくある。
たまに「小学生で生理が来たってことは性行為したってことだろ!」「初めてなのに出血してない!嘘をついたなこのア○ズレ!」などと激怒・罵倒をする男が存在する。
これにならないよう、反論できるように知識は身につけておこう。
処女膜とは
処女膜とは、膜ではなく、筋肉の輪っか。
題において最重要なのがこの知識。
そして、激しい運動(部活とか)で簡単に切れるもの。
つまりほぼないものとして扱うのが正解。
↓図解
筋肉の輪っかだからもちろん穴が空いていて、経血が出てくる。
そして、エロ漫画によくある「初めての性行為でブチッと鳴る」や「出血する」という描写は半数以上の人が経験しない。
※ただし、十分に解さない、濡れていない、など下手な性行為をすると出血する場合がある
※処女膜自体の厚さも人によって違う、ぶ厚い人は出血しやすい
ではこれを踏まえた上で、処女膜が起こすトラブルも覚えておこう。
処女膜によるトラブル
・先天的に処女膜が完全な膜になっているため、経血が排出されない
これはかなり少ないが、実際にあるトラブル。小学校高学年以降で月に1回くらいお腹が痛くなるが、血は出ていないという場合はこれが考えられる。
病名は「処女膜閉鎖症」という。
解決方法は婦人科に受診し、処女膜を切除する手術を受けること。
恥ずかしいと思うかもしれないが、細菌の繁殖によって炎症が起こったり、最悪子宮を取らないといけなくなるよりはよっぽどマシ。早めに受診しよう。
・処女膜がぶ厚すぎ、強すぎて性行為(挑戦も含む)の度に激痛が走る
これも実際によくあるトラブル。明らかに性行為が苦痛であったり、回数を重ねても痛みがなくならない人はこれが考えられる。
病名は「処女膜強靭症」という。
これも解決方法は婦人科に受診し、処女膜を切除する手術を受けること。
ひとりで抱え込むことが多いこの病気。交際にも影響が出るし、子供が欲しい場合にもかなり困る。抱え込まずに婦人科で相談しよう。
知識はあなたを助ける。
友達が、娘が、娘の友人が、何かおかしいと思った時に手を差し伸べられる。
そしておかしいことを言って攻撃する人を諭すことができる。
役に立てば幸いです。