あじゃりさんのブログ

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【ためになる性教育】生理の症状について

生理って女性の中でも個人差がかなり広いために、なかなか理解が進まないものになっている。

私の知っている限りになるけれど、症状の軽い人から重い人までをまとめました。

まず生理とは

生理は小学校中学年〜中学生くらいに初めて来る。多くの人が初潮の前におりものと呼ばれる鼻水みたいなものが下着に付き、不安に思っていると出血が来たと思う。

最初は周期なんてあったもんじゃない。1ヶ月くらい出血し続けたり、逆に3ヶ月来なかったりとよく分からないことになる。そして、回数を重ねるごとに段々と周期的になり、リズムが把握できるようになる。

主な症状は出血、吐き気、頭痛、眠気、情緒不安定、腹痛など。
出血はレバーみたいな血の塊やさらさらとした血液がたくさん出てくる。1日目〜3日目がピークの人が多い。

もちろん出てくるということは絞り出されているということで、子宮がえらい握りつぶされるような鈍痛が襲ってくる。出し切るために子宮が収縮を繰り返す。男性陣や症状の軽い人に分かるようなイメージだと、ひどい下痢を限界まで我慢したようなあんな腹痛。あれが数日続く。

眠気も睡眠薬を飲んだレベルだと論文にされている。気になる人は調べてみて。

このような基礎的な知識を頭に入れた上で軽症から重症まで並べてみよう。

ちなみに毎回重さがランダムな人もいれば、毎回最悪な人もいる。

軽い方の症状

ちょっとだるいかも、くらいの体調の変化。
出血は少量で痛みも感じないかほんのり痛い程度。
1日か2日様子を見ればあとは元気に活動できる。

メンタル面もほとんど変化なし。

「生理で大騒ぎしたり体育を休むのは流石に大袈裟すぎない??」と思ってしまいがち。

 

中くらいの症状

ものすごく眠い。
人によっては生理の前後に意味不明な頭痛がくる。
そして若干の吐き気。
腰が重くて運動なんてとてもできず、座っているのもキツい。

出血量はそこそこで最初は2~3時間に1回、後半は4時間に1回くらい生理用品を変える必要がある。学生だと休み時間がほぼ削られるので苦痛。。

メンタルは落ち込んだり攻撃的になったりと変化あり。暴飲暴食をしてしまうことが多い。

「2日目とかは休みたい。運動なんてむり。病人として扱って欲しい」って思う。

ちなみに日常に少しでも影響が出てしまう場合はPMSとしてピルを保険適用で処方してもらうことができる。

私は後述の重い方の症状だったけど、ピルを飲んでからは軽い方になって生理の影響をほとんど受けなくなった。

現代人は富栄養化によって生理になりすぎている。
無駄に卵子を排出しているから体もしんどいし、子供が欲しい年齢になったときには卵子が在庫切れになっている可能性もある。

ピルは女の子の権利なので、ぜひ一度婦人科に相談してみよう。

重い方の症状

人の話なんて聞いていられないほどの激痛。
顔は真っ白で脂汗をかいて痛みに耐えている。

痛すぎて倒れる、気絶なんかも「よくある話」。

とにかく眠すぎるし、頭はガンガンするし、吐き気もかなりある状態。

寝転んでいてもキツいし、とにかく早く終わって欲しいと祈って1日が終わる。

出血量も多量で、部屋着が血まみれ、ソファーも血まみれ、30分自転車漕いだだけでサドルが血まみれ。
外出なんてとてもできない。トイレの住人になっている。

ここまで来ると婦人科系の病気を疑っていいし、早急に病院で相談したほうがいい。
ピルが体に合えば辛さからかなり解放される。
中には子宮全摘出の一歩手前の状態だったなんてことも。

保険証さえ手に入れば学生1人でもかかれるので、受診をしよう。

 

ピルを飲む権利

繰り返しになるが、

現代人は富栄養化によって生理になりすぎている。

無駄に卵子を排出しているから体もしんどいし、子供が欲しい年齢になったときには卵子が在庫切れになっている可能性もある。

ピルは女の子の権利なので、ぜひ一度婦人科に相談してみよう。

ただし、少ないながらも副作用はあるし、お金はかかる。
薬だから体に合わなければ吐き気や不正出血が起こる可能性もある。

十分に相談してから服用するかどうかを決めよう。

またピルについて詳しく記事にするので覗いてみてね。